ヒゲ脱毛で後悔したのは1つだけ|51歳・レーザー12回と白髪ニードル300本の記録

51歳でヒゲ脱毛を始めて、ちょうど1年が経った。レーザーを12回、それに加えて白髪の部分にニードル脱毛を約300本。かかった金は全部で22万円ほどだ。

朝の髭剃りは格段に楽になった。それでも後悔していることが一つだけある。もっと早く始めればよかった、それだけだ。

この記事では、白髪が3割から4割混じった状態でヒゲ脱毛を始めた人間が、実際に何にいくら払って、どこでつまずいたかを書く。同じ年代でヒゲ脱毛を検討している人の判断材料になればと思う。

ヒゲ脱毛で後悔したこと

白髪が増える前に始めなかった

始めた時点で、あご下と口角のあたりを中心に、白い毛が3割から4割ほど混ざっていた。レーザー脱毛は毛の黒い色素に反応する仕組みなので、白い毛には反応しない。カウンセリングでもそう説明された。

頭では分かっていたつもりだった。ただ、実際に施術が進むとどうなるかまでは想像できていなかった。

白髪の分だけ、余計に金と手間がかかった

レーザーで黒い毛が減っていくと、当然だが白い毛はそのまま残る。残った白髪を処理するには、毛の色に関係なく1本ずつ処理できるニードル脱毛(美容電気脱毛)を追加するしかなかった。

約300本で5万円ほど。レーザーのコース料金とは別に、後から乗ってきた費用だ。40代のうちに始めていれば、この5万円はまるごと不要だったと思う。

実際にかかった費用の内訳

項目 金額(概算)
ヒゲのレーザー脱毛コース(12回) 約14万円
笑気麻酔(毎回使用) 約3万円
白髪部分のニードル脱毛(約300本) 約5万円
合計 約22万円

公式サイトに出ているコース料金は14万円のほうだ。私の場合、そこに麻酔代とニードル代が乗って22万円になった。見積もりを取るときは、コース料金だけで判断しないほうがいい。

後悔しなかったこと

やったこと自体は後悔していない。

5回目から6回目のあたりで、黒い毛の伸びる速度が明らかに落ちた。それまで朝と夜の2回剃っていたのが、朝だけで済むようになった。夕方の口元のざらつきも減った。この一点だけで、払った金額に対しては納得している。

部位はヒゲ全体にした。鼻下、あご、あご下、ほほ、首。範囲を絞ろうかとも考えたが、結果的には全部やってよかった。首とほほは自分では剃りにくく、剃り残しが一番目立つ場所だったからだ。

よく言われる後悔パターンと、自分はどうだったか

回数が足りない

ネット上でよく見るのが「5回では終わらなかった」という話だ。私も12回受けている。

変化を感じ始めたのが5回目から6回目なので、5回コースだと「効いてきたところで終わる」感覚になると思う。ヒゲは体毛の中でも太くて密度が高い部位なので、最初から回数の追加を前提に予算を組んでおいたほうがいい。

痛みが想定より強い

1回目は麻酔なしで受けた。余裕だろうと思っていた。実際は鼻下とあごで途中から声が出そうになるレベルで、最後まで持たなかった。

2回目からは笑気麻酔を毎回使い、部位によっては麻酔クリームも足した。それでも輪ゴムで強く弾かれるような感覚は残る。無痛にはならない。ただ、耐えられる範囲には収まった。

ニードル脱毛の痛みはレーザーとは種類が違う。1本ずつ、ジワッと刺して焼かれる感じだ。瞬間的な鋭さはレーザーのほうが上だが、時間の長さはニードルのほうがきつい。

白髪が混じってから始めた(白髪ギャップ)

これが一番、始める前に知りたかったことだ。

7回目あたりで妙なことが起きた。黒い毛が減っていくにつれて、残った白髪が以前より目立つようになったのだ。全体の毛の量は確実に減っているのに、鏡を見ると白いヒゲが前より目に入る。

黒い毛に紛れていた白髪が、黒が減ったことで前に出てきたということだと思う。私はこれを勝手に白髪ギャップと呼んでいる。ニードル脱毛を追加したのは、この状態を放置できなかったからだ。

白髪が混じり始めてから脱毛を検討している人は、レーザーだけでは終わらない可能性を最初から見込んでおいたほうがいい。

予約が取れない

これは想像以上だった。平日の夕方以降と土日は、かなり先まで埋まっている。

私の場合、施術が終わってそのまま帰りの受付で2か月後の予約を確定させていた。この運用にしてからは困らなくなったが、後日ネットで取ろうとした回は希望日がほぼ残っていなかった。キャンセル待ちの通知アプリも併用していた。

施術後の見た目と肌トラブル

施術した日は毎回、ヒゲが濃くなったように見える状態になる。泥棒ヒゲと呼ばれるやつだ。焼けた毛が毛穴に残っているだけで数日で抜けていくのだが、当日の見た目はかなり悪い。赤みも出る。

人と会う予定がある日の前日には入れないほうがいい。私は最初これを知らずに予約を入れて、翌日の打ち合わせで気まずい思いをした。

4回目と8回目には、口の周りにニキビのようなものが出た。クリニックで軟膏をもらって3日ほどで収まっている。心配なら施術前のカウンセリングで、トラブルが出たときの対応と追加費用の有無を確認しておくといい。

50代でヒゲ脱毛を始める前に確認しておくこと

1年やってみて、カウンセリングの時点で聞いておけばよかったと思うことが4つある。

まず、白髪への対応だ。白髪の部分をどうするのか、ニードル脱毛を扱っているのか、扱っているなら1本あたりいくらか。ここを最初に聞いておけば、私は総額を22万円と見積もった上で始められた。

次に麻酔代。毎回使うと決まった金額が積み上がる。私の場合は3万円だった。コース料金に含まれるのか別途なのかは、クリニックによって違う。

それから予約の取り方。次回予約をその場で入れられるか、何か月先まで開放されているか。通えなければ回数を消化できない。

最後に、コース終了後の追加照射がいくらになるか。5回や6回では終わらない前提で聞いておいたほうがいい。

この4つは無料カウンセリングで全部確認できる。契約せずに聞くだけでも問題ないので、複数のクリニックで同じ質問をして比べるのが一番早いと思う。

よくある質問

50代からヒゲ脱毛を始めるのは遅いですか

私は51歳で始めて、朝の髭剃りが楽になるところまでは来ている。ただ、白髪が増えているぶん黒い毛だけの人より手間と費用はかかる。遅すぎることはないが、早いほうが得なのは間違いない。

白髪のヒゲはレーザーで脱毛できますか

私の場合は、白髪の部分にレーザーの効果は出なかった。レーザーは毛の黒い色素に反応する仕組みなので、色素の抜けた毛には反応しない。白髪を処理したい場合は、ニードル脱毛など別の方法を検討することになる。

何回くらい通えばいいですか

私は12回受けた。変化を感じ始めたのは5回目から6回目だ。仕上がりの希望によって必要な回数は変わるので、5回で足りるかどうかはカウンセリングで自分の毛量を見てもらったほうが確実だと思う。

痛みに耐えられるか不安です

麻酔なしの1回目は、私は途中で後悔した。2回目から笑気麻酔を使って最後まで受けられるようになったので、痛みが不安なら最初から麻酔ありで組んでおくのをすすめる。麻酔代が別途かかるかは事前に確認しておくこと。

これから始める人へ

1年やって残ったのは、朝の髭剃りが楽になったという事実と、5万円分のニードル脱毛の請求書だ。

白髪が1本でも混じり始めているなら、その状態はこれから進む一方だと思っておいたほうがいい。私が言えるのはそれくらいだ。

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